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EP.2 小湊わか菜編 すべての瞬間は君だった。1st Anniversary Documentary -あの日の約束-

2025.09.06

すべきみ1周年に向けたインタビュー&ドキュメンタリー・小湊わか菜編

【アイドルになるまで】
私が女性アイドルではまったのは乃木坂46さんで、ずっと見ていくうちに自分もダンスを習ってたので踊りたいなって思ったのが一番最初で。だんだん乃木坂になりたいなって思い始めたのがきっかけです。たまたまスマホを見てるときに乃木坂46の3期生のオーディションを見つけたんですけど、そのときはまだ自信がなくて応募できなかったんですよ。その頃はまだアイドルになりたいっていう思いはそこまで強くなくて。その後に3期生のメンバーが出てきて、その中で私は与田祐希さんがにめちゃめちゃはまって、私が受けてたらもしかしたらこの子と一緒にやれてたのかな、とかちょっと思い始めて。次のオーディションが開催されたら絶対に受けようって思って。

【坂道合道オーディション】
次のオーディションが始まったらちゃんと応募したんですよね。そうしたら自分が全く想像しなかったくらいトントン拍子に最終まで上がっていっちゃって、あ、私意外と行けるのかなって。結構ポジティブな気持ちで、多分乃木坂行けるなって正直思ってました。でも、自分の番号は呼ばれなくて、そのときはもう一瞬で涙がボロボロ出てきて、もう悔しい気持ちでいっぱいで。

結局一番最初に受けた坂道合道オーディションが一番いい結果で終わって 、それ以降は全然ちょっとでも進むことが一回もなかったから本当に何が足りないんだろうの疑問がずっと残ってました。最後の方は多分これもう無理だろうなって思いながら送ってました。20歳を超えてからは、お母さんからはそろそろ諦めたらって言われてました。まぁ、正直そうだよなと思いつつ。

【社会人時代】
しっかり働いてた時があったんですけど、その時はもう正直もうアイドルは完全に諦めてました。専門学校に行ってネイリストやってみたり、洋服が好きだったのでアパレルやったり、コールセンターやったりで、ワンちゃんが好きなので犬関係のお仕事したり、結構いろんなお仕事をやってました。それでも、まだ一応応募できる年齢ではあるから、もう惰性で送り続けていました。

【上京するも】
今をときめく大手事務所のアイドルグループにお友達がいるんですけど、その子が声をかけてくれて。諦めてたアイドルをもう一回頑張るチャンスが来たのかなと思って。その時はそれだけを信じて上京しました。その時は本当にまたアイドルになれるのかなって。結構キラキラした世界を思い浮かべて上京して。一回悔しい思いを経験してるから 、やっと来たっていう感情が以前より高かったです。 だけど、うまく話が進まなくて結局最初にお話ししてたお友達のグループには入れませんってなってしまって。

【人生を変えてくれたもの】
そのときにTwitterで、坂道合同オーディションの参加者をまとめてるツイートが流れてきて。それを見たのが夜だったんですけど、なんかすごい思いが込み上げてきちゃって、ちょっと載せようか迷ったんですけど、思いきってツイートしたら、 それが思いの外めちゃめちゃバズって。それが私の人生を変えてくれたものなのかなって思います。

すごいいろんな方からいろいろな反響をいただいて、結構いろんな事務所からオファーが来たんですけど、 どこも私が求めてた規模感とは違っていて。元々、坂道の、地上のグループになりたかった自分がいたので、ほとんどしっくり来るものがなくて。その中で、元NMB48山田菜々プロデュースアイドルグループってのに目が止まって。元地上のアイドルを経験した方のプロデュースアイドルグループってことに魅力を感じて。

その時はオーディションを受けませんかっていう案内だったんですけどで、その後に少しオーディションについてお話をし てくれる機会があったんですけど、その時に菜々さんとか運営さんとかの熱意とかアイドルに対する 熱量とかをすごい感じて、それで私はここを受けて挑戦して、もう一回だけ頑張ってみようっていう思いになりました。アイドルに絶対になるというこの覚悟は誰にも負けない気持ちでもうラストチャンス だと思って、このオーディションは、最終審査は挑みました。

【すべきみになって】
この7年間ずっと 待ち続けてた瞬間だったので、これまでの悔しさとか頑張りとかが報われた瞬間だったので、すごい涙も出てきたし、やっとこの時が来たんだっていう思いだけはその時の感情で覚えてます。

デビューはZepp Nambaで広いステージで、アイドルデビューしたんだって、すごいワクワクだったんですけど、私がなりたかったのは、地上のドームとかでやるようなアイドルグループだったので、やっぱりゼロから始めたグループだったので、思い描いてたのとは程遠い世界で、私が夢見てたような規模感のグループまで行けるのかなと思いつつ、でもそのデビューステージに立った時に、見に来てくださるファンの皆さんとか、一緒に頑張ってくれてるメンバーを見て、これまでは私はもう出来上がってる大きいグループに入るのが夢だったんですけど、これからは、みんなで、自分たちで 大きいステージにしていくんだっていう夢に変わったのかなって思います。 

【あの日の約束】
デビューライブの時におみづきが、多分本人はその時は軽いノリだったと思うんですけど、城ホールに行こうって言ってくれて、それは自分がなりたかったアイドル像にぴったりですごく刺さったので、みんなで大阪ホール行こうって固い決意もしたし、私もこの7年間ずっとなりたかったアイドル像でしかないので。

今はすべきみが大阪城ホールに立つのは全然想像できないんですけど、今目の前にあるゴリラホールとか、ゴリラホールがもし大成功して、次もしかしたらZepp単独とかすることがあるかもしれなくて、それを一個一 個クリアしていったら大阪城ホールもいつか見えてくのかなって思います。年齢的に長いアイドル人生ではないので、 大阪城ホールに行けるまで本気で覚悟を持って頑張っていこうと思ってます。