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EP.3 恋鈴かさね編 すべての瞬間は君だった。1st Anniversary Documentary -あの日の約束-

2025.09.11

すべきみ1周年に向けたインタビュー&ドキュメンタリー・恋鈴かさね編


【アイドルになるまで】
小学生の時にテレビでAKB48さんを見て、その時に柏木由紀さんがめっちゃ可愛いと思って刺さって。自分を表現するのとかが苦手だった私にとって、アイドルの姿はすごいキラキラしててかっこいいなと思って、眩しくてずっと憧れの存在みたいな感じで応援してました。

なれたらいいなと思ってて。憧れてたから。自分にないものを持ってるものに対して誰でも魅力を感じると思うんですけど、自分にはアイドルは無理というか、ただの憧れでしかなかったけど、日向坂46さんの握手会に行った時ですかね、初めて。それがもうめちゃめちゃ楽しくて。渡邉美穂ちゃんと齊藤京子ちゃんと握手したんですけど、めっちゃ楽しくて、その時の幸福感が忘れられなくて、自分にはアイドルっていう職業以外に強く惹かれるものはないなと思ったから、本当になれると思ってたわけじゃないけど、なりたいっていう気持ちがあって、それ以外になってる自分は見たくないと思ったから。それがきっかけですね。イベントに参加したこと。

【オーディションへ参加するようになるが、、、】
最終選考に残った時に他のその応募者の子たちと一緒に歌やダンスをするってなった時に、私より歌もダンスも上手くて可愛い子もいたけど、でもアイドルへの気持ち、好きな気持ちとか尊敬している気持ちは私が一番強いと思ってたから、負けたくないし、それを表現できれば私は絶対なれるって思ってました。

でも結果は落ちちゃってアイドルにその時はなれなくて。その時に私アイドル嫌いになるかなと思ってたんですよ。でも別に全然そんなことなくて、落ちて落ち込んじゃった時も好きなアイドルさんのライブ映像とか音楽を聞いてたし、結局やっぱり私はアイドルを諦めることはできなかったなって思います。

【岸田雅との出会い】
その時に一緒にオーディションを受けてた雅ちゃんと落ちてから仲良くなって。雅ちゃんが一緒にオーディションを受けないかって誘ってくれたのがすべきみのオーディションで。オーディションに落ちたことで結構ショックだったのですぐにその前向きな気持ちにはなれなかったんですけど、好きなみやびちゃんが誘ってくれてるからちょっと受けてみようかなっていう気持ちで応募しました。もともとNMB48さんも大好きで菜々さんのこともすごい憧れてたから、またチャレンジしようかなって。

【最終選考を経て、合格発表へ】
私が一番可愛いと思ってるからずっと。だから、すべきみのオーディションも私は絶対受かるって思ってたし、絶対に雅ちゃんと一緒に受かりたいっていう気持ちでした、ずっと。

合格発表の時は思ってたよりも発表されるまで時間があって、雅ちゃんと一緒にプリキュアを見てました。2話くらい見ましたね。自分の名前が呼ばれて、純粋に嬉しかった気持ちが一番強くて。今までお母さんとかに残念な報告しかできなくて。

何年もそんな、絶対になれるって決まってないもの、努力だけじゃどうにもならないアイドルっていうものを目指していて、一回もいい報告ができなかったから、申し訳ない気持ちが自分の中でずっとあったんですけど、初めて受かったよっていう報告をお母さんにできるってなった時がすごい嬉しかったです。

【すべきみになって】
自分がアイドルであることがまずすごく嬉しいし、自分がアイドルであることをずっと誇りに思ってるんですけど、アイドルが好きなだけでアイドルになっちゃったから、歌もダンスもできなくてすごい悔しいというか、自分が技術的な面で苦労するっていうのはずっとわかってたんですけど、アイドルになったら何でも楽しく頑張れると思ってたんですよ。

でも全然そんなことなくて。毎日もっと歌うまくなりたい、もっと上手に踊りたいって思ってて、誰よりも頑張ってるはずやのに、みんなと同じように歌ったりとか同じようなふりができないっていうのはやっぱすごい悲しくて。毎日、自分の苦手と向き合うことで自己嫌悪になってしまうというか。一人じゃないから。私ができないとグループのみんなにも迷惑をかけてしまうし、素晴らしいパフォーマンスを届けれる力が自分にはないっていうのをすごい感じるのが、やっぱりちょっとこうしんどい部分はあるんですけど。

だからといって別にアイドルを嫌だなっていう風に思うことはないし、自分の気持ちと向き合った時に、私はもっと頑張らなきゃって思うし、私のために時間やお金を使って会いに来てくれるファンの人たちがいるし、人それぞれの今までの人生とかこれからの日々がある中で、私との時間を選んでくれるなんて本当に奇跡的なことだと思うから、もっと頑張らなきゃっていう気持ちがすごい強くあります。

【初ステージ】
Zepp Nambaっていうのを初めて知った時にすごいびっくりしたというか、そんな大きいステージが初舞台でいいのかってすごい思って。それまでのレッスンとかも、やっぱりできないふりとかあったから、なんかすごいめっちゃ自分に自信がなくなっちゃってて。ステージ立てるかなって思ってたんですけど、配信とSNSを通して、見に行くよとかすごい楽しみにしてるっていう声を聞いた時に、来てくれる人たちの期待感以上に私が楽しまなきゃって。

本番前はあんまりなんか緊張しなくて、なんかあとは楽しむだけだみたいな気持ちがありました。自信を持って頑張れたし、すごい楽しかったし、来てくれた人たち、今私と目が合ってる人が今日を私と出会って初めての記念日にしてくれないかなとか思いながらステージに立ってた記憶があります。

毎日やっぱ楽しいなって思います。周りと同じように歌ったり踊ったりできなくて悔しくて泣いてしまうような日もあるけど、でもステージに立つとめちゃくちゃ楽しいし、もう私だけ見てほしいみたいな、全員私だけ見てみたいな気持ちになれるから、自分の中でアイドルとしてのスイッチが、この一年で出来上がってきたんだなって思うから。これからもキラキラしたアイドルでいられたらいいなって思います。

【あの日の約束】
あの日に、ファンの皆さんと、スタッフの皆さんと、メンバーのみんなで、大阪城ホールへのステージに、すべての瞬間は君だった。として立とうねっていう約束をして。最初はそうなれたらすごい幸せだろうなっていうぐらいの気持ちだったんですけど、活動を通して、一人の喜びとか頑張らなきゃいけないことを、一緒になって手を取り合って頑張ってくれたり、喜んでくれたりするファンの人たちがいるから、一緒に手を取り合って、この夢をただの夢で終わらせたくないというか、絶対に現実にしたいなって思います。

大阪城ホールに立つべき人になりたいっていう気持ちが今は強いです。私がみんなの頑張る理由でありたいと思っているので、大阪城ホールのステージに立って、最高のパフォーマンスをすることは、今まで支えてくれた人たちにとっても恩返しになるんじゃないかなって思いますし、私はアイドルに憧れてアイドルになったけど、次は自分が誰かの夢になれてたらいいなっていう風に思ってます。